結婚前に確認すること12選。入籍前のぼくたちが実際に答えた質問リスト
「結婚前に確認することって、何から話せばいいんだろう」
「答えが違ったら、この人との結婚を考え直すべき?」
入籍が具体的になるほど、お金、家族、家事、浮気、性生活など、今まで避けてきた話題がズラッと並びます。
ただ、結婚前の確認はふたりの答えを合わせるテストではありません。
大切なのは、答えが違ったときに理由を聞き合えること。そして、今決めることと、暮らしながら更新することを分けられることです。
この記事では、2020年、交際2年8か月で入籍前だったぼくたちが、実際に答えた12の質問を紹介します。質問は当時読んだ外部記事をきっかけにしたもので、ぼくたちの考案ではありません。
まず一覧から、今夜話したい一問を選んでください。
結婚前の確認は「答えを合わせるテスト」ではない
結論からいうと、12問すべての答えが一致する必要はありません。
2020年当時のぼくたちも、放置と干渉、親との付き合い方、家事のタイミングで答えが違いました。
それでも大事だと感じたのは、深い話をしたときに相手が真剣に聞いてくれるかどうかです。
同じ答えでも理由が違えば生活像はズレます。逆に、答えが違っても両立できることがあります。
一致の数より、違いが出た後の反応を見る。
ここ、じみ〜〜〜〜〜に重要です。
ふたりで答えるときの4ステップ
いきなり12問すべてを話すと、まあまあ疲れます。面接みたいになるのも違うので、次の順番がオススメです。
- 今日は1〜2問だけ選ぶ
- それぞれ「今の答え」と理由を書く
- 譲れる範囲と、譲れない理由を聞く
- 結論・保留・見直す条件を残す
相手を試す隠し質問や、「正解はこっちだよね?」と誘導する聞き方はナシ。
ケンカになりそうなら、夫婦・カップルが喧嘩せずに話し合う7つのコツもどうぞ。本記事は「何を」、リンク先は「どう話すか」をまとめています。
確認内容を「事実・価値観・試せる運用」に分ける
結婚前に確認することは、大きく3種類に分けると整理しやすいです。
- 事実:収入、支出、貯蓄、負債、仕事、住む場所など
- 価値観:お金の使い方、家族との距離、子ども、人生の優先順位など
- 試せる運用:家事の順番、ひとり時間、休日、喧嘩後に置く時間など
事実は具体的に共有し、価値観は「なぜそう思うのか」まで聞く。試せる運用は、まず試して合わなければ変えればOKです。
ぼくたちも、喧嘩ですぐ話したい側と時間を置きたい側が入れ替わりました。答えは、環境や経験で変わるんですよね。
【コピペ用】結婚前にふたりで答えたい12の質問
- ひとりの時間はどれくらい大切?
- もし100万円が手に入ったら、どう使う?
- 放置されるのと干渉されるのは、どちらが嫌?
- 親の介護をどう考える?
- 喧嘩はその場で話す?いったん落ち着いてから話す?
- 一夫一婦制や、ふたりの関係の合意をどう考える?
- 浮気をどう考える?
- お互いの家族とどう付き合う?
- パートナーと自分の家族が衝突したらどうする?
- 家事は先に終わらせる?後でまとめる?
- 人生の目的に、パートナーはどう関わっている?
- 性生活にどんな希望がある?
答えにくい質問は話せる範囲でOK。回答を強要するリストではありません。
ここからは2020年当時の回答です。現在の夫婦としての答えではなく、収録時点の話として読んでください。
暮らしとお金について確認する4つの質問
1. ひとりの時間はどれくらい大切?
当時のぼくは、ひとり時間を車のメンテナンスのような「自分を整える時間」と捉えていました。ただ、楓と一緒にいることに大きな負担がなく、ほとんど必要としていないとも回答。
楓も、ぼくといるときはトイレで10分ほど一人になれば足りると話していました。一方、友人と昼食へ行った後は、夕方から夜まで疲れることもあるのだとか。
確認したいのは「毎日何時間必要か」だけではありません。疲れたサインや、一人になりたいときの伝え方まで話すと、放置と休憩を混同しにくくなります。
2. もし100万円が手に入ったら、どう使う?
楓は、半分を親へ、4分の1を貯金し、残りを歯科矯正などに使う案を話しました。
ぼくは、歯科矯正や視力に関する施術など、一度で長く役立つことや体験に使いたいと回答。
仮定の質問ですが、家族、貯金、自分への投資、体験のどれを優先するかが見えます。ただし、実際の収入や貯蓄などは、後半の「事実確認」として分けて話しましょう。
3. 放置されるのと干渉されるのは、どちらが嫌?
楓は「放置」が嫌だと回答。喧嘩後に距離を置かれたり、離れた場所で連絡が途絶えたりする状態がしんどいと話しました。
ぼくは「過度な干渉」が嫌だと回答。個人で取り組んでいることを止められるのは嫌だけど、心配して質問したり、意見を伝えたりしてくれることは受け取れると話しました。
でも、「放置」と「干渉」が何を指すのかを具体化すれば、お互いが安心できる連絡や距離の取り方を考えられます。
10. 家事は先に終わらせる?後でまとめる?
楓は先に終わらせたい派。汚れやにおいが残ることと、家事が残っている状態そのものが気になるからでした。
ぼくは後でまとめたい派。作業はまとめた方が効率的だと思っていたんですよね。
楓の理由を聞いた後も、当時のぼくは「負けたくない」という気持ちがあり、すぐには認められませんでした。子どもか(自分で書いてるのおかしいな??)。
家事の順番に唯一の正解があるわけではありません。衛生、気持ち、効率のどれを重視しているのかを知り、まず試せる運用に落とすのがよさそうです。
親と家族について確認する3つの質問
4. 親の介護をどう考える?
楓は、以前から親の介護を意識しており、自分も関わりたいと回答。ただし、すべてを一人で抱えるのではなく、専門職にも頼りたいと話していました。
ぼくは状況次第としつつ、自分だけで担うより専門職へ任せる可能性を考えていました。
これは2020年当時の仮定の回答で、介護方法を決めた話ではありません。「自分で関わる範囲」「外部へ頼る範囲」「仕事や住む場所への影響」を分けて話します。
8. お互いの家族とどう付き合う?
当時のぼくは、楓の家族と変に距離を取らず、自分の家族に近い感覚でラフに話せる関係を目指していました。
楓は、ぼくの母とは話せる一方、まだ会えていない家族もいて、付き合い方を難しく感じていました。それでも、会えるうちに挨拶したいという思いはあったそうです。
「家族のように近く付き合う」が全員の正解ではありません。会う頻度、連絡、行事、心理的な距離まで分けて考えます。
9. パートナーと自分の家族が衝突したらどうする?
これは実際に衝突した話ではなく、仮定の質問です。
ぼくは、相手の家族と一対一で話す時間を取る案。楓は、無理に仲良くし続けず、距離を取る案を出しました。
方法は違いましたが、ふたりの関係を大切にする点は共通していました。
話すか、距離を取るか。「誰との関係をどう守りたいか」まで聞く方が、その人の考えが見えます。
喧嘩・関係の合意・浮気について確認する3つの質問
5. 喧嘩はその場で話す?いったん落ち着いてから話す?
当時のぼくたちは、感情のまま相手を傷つける前に、一度落ち着く方向で一致していました。
ただ、最初から同じだったわけではありません。以前は立場が逆で、お互いに適応するうちに考え方が変わっていたんです。
だから、今の答えを「一生変わらない性格」と決めつけなくてOK。
通常の言い争いなら、どんなサインが出たら休憩するか、いつ話を再開するかまで決めておくと使いやすいです。
6. ふたりの関係の合意をどう考える?
2020年当時、ぼくたちはふたりとも一対一の関係を望んでいました。一人の相手と長く関係を深めたい、という部分も共通しています。
大切なのは他の人の関係を評価することではなく、自分たちが何を約束し、共有するかです。
言わなくても当然分かるでしょ、が一番危ない。
ふたりの合意は、ふたりの言葉で確認しましょう。
7. 浮気をどう考える?
楓は、パートナーがいる状態で他の相手へ行く人は信用しづらいと話しました。
ぼくは、他の相手へ行くなら、今の関係にけじめをつけてからにすべきだと回答。SNSで楓との関係を公にすることも、当時のぼくなりの意思表示でした。
SNS公開を全カップルのルールにする必要はありません。
「どこから浮気か」だけでなく、異性との交流をどう共有するか、何か起きたら伝えるか、関係を続けるために何が必要かまで話せると、線引きの背景が見えます。
人生と性生活について確認する2つの質問
11. 人生の目的に、パートナーはどう関わっている?
当時のぼくは、人生を自分の好きなように使う時間と捉えていました。パートナーは、一人でも楽しめる人生をさらに楽しくする存在です。
一方の楓は、人生の目的を「感謝の循環」と表現。パートナーは楽しさやエネルギーを与え、前へ進むことを支えてくれる存在だと話していました。
かなり抽象的な質問ですが、仕事、自由時間、挑戦、家族の優先順位が見えます。
パートナーに人生の全責任を背負ってもらうのではなく、お互いの人生へどう関わりたいか。ぼくたちは、そこを話すきっかけになりました。
12. 性生活にどんな希望がある?
当時のぼくは、性生活を快楽だけではなく、気持ちを表現し、受け取る心のコミュニケーションとして捉えていました。
楓は、特別な希望はないと回答。
普段言えていない希望がある人には、質問する機会そのものに意味があります。
頻度、触れ方、避妊、断るときの伝え方など、互いが話せる範囲で確認します。答えを迫らないことも含めて、安心して話せる関係かどうかが出る質問です。
12問だけでは足りない。入籍前に「事実」として確認すること
12問は価値観を知る会話です。結婚生活の実務すべてを確認できるわけではないため、次の項目は現実の情報として別に話します。
子どもを望むか、いつ頃考えるか
「欲しい・欲しくない」だけでなく、今ではないなら、いつ話し直すかを決めます。
ぼくたちも別の収録で、自分の考えを先に伝えてから「どう思う?」と相手に聞いていました。答えを迫るのではなく、今の考えを交換するイメージです。
仕事と住む場所をどうするか
転職、転勤、引っ越し、賃貸・持ち家など、生活へ直結する条件を確認します。
希望は経験や状況によって変わるので、今の結論だけでなく「何が変わったら見直すか」も残しておくとよさそうです。
実際の収入・支出・貯蓄・負債を共有できるか
「100万円をどう使う?」は優先順位を知る質問です。実際の収入、毎月の支出、貯蓄、負債を共有したことにはなりません。
共同生活へ影響するお金の事実を、どこまで、いつ共有するか決めます。ここは仮定で終わらせない方がいい部分です。
家事・介護・子育ての担当を固定しすぎない
役割を決めること自体は悪くありません。
ただ、仕事、体調、住まいなどの条件が変わると、続けやすい分担も変わります。ぼくたちは後の収録で、厳格なルールを相手への攻撃材料にせず、必要なことを伝え合いたいと話していました。
一度決めて終わりではなく、見直す条件もセットにしましょう。
答えが違ったときは、別れる前に4つを見る
意見が違ったら、まず次の3種類へ分けます。
- 結婚前に判断が必要:隠されていた重要事実、生活へ大きく影響し、双方が譲れない条件、暴力や威圧、継続的な話し合い拒否
- 試してから決められる:家事の順番、ひとり時間、休日の過ごし方
- 後日再検討できる:住む場所、働き方、子どもを考える時期
暴力や威圧、重要な事実の隠蔽まで「価値観の違い」で済ませる必要はありません。
一方で、すべての不一致を結婚前に無理やり一つの答えへそろえなくても大丈夫です。
1. 理由を聞いても、否定や嘲笑で終わらないか
答えそのものより、違いが出た後の反応を見ます。
理解できなくても、いったん最後まで聞けるか。「それおかしい」で終わらず、背景を知ろうとできるか。
2. 生活への影響を具体的に話せるか
「家事は早めがいい」だけで終わらず、残っていると落ち着かないのか、においが気になるのかまで聞きます。
抽象的な価値観を、日常の場面まで下ろすイメージです。
3. どちらか一方だけが我慢する結論になっていないか
結婚相手には、お互いを思って譲れることも大切です。
でも、譲ることと自己犠牲は別。自分の希望を言える余地があり、ふたりとも続けられる答えになっているかを見ます。
4. 今決められないことを、いつ話し直すか決められるか
保留は逃げではありません。
ただし「また今度」で消えると困るので、転職したとき、引っ越し前、半年後など、話し直す条件を残します。
違いが見つかった後の考え方は、価値観の違いを乗り越える考え方で詳しくまとめています。
また、ふたりだけで考える前に客観的な問いを使ってみたい人は、ぼくたちが実際に試した恋人との結婚確率を診断した体験もどうぞ。診断の点数だけで結婚を決めず、結果を会話の入口として使うのがよいかなと思います。
12問を一度で終わらせず、話し合えるふたりになる
結婚前に確認することは、チェック欄を全部埋めて終わりではありません。
大切なのは、違う答えが出たときに理由を聞き合い、その時々のふたりに合う答えへ更新できることです。
まずは12問をメモへコピーし、今夜話したい一問に印を付けてください。
12問に答えると、きっと「そこ、考え方が違ったんや」と気づく項目が出てきます。
でも、違いが見つかること自体は失敗ではありません。そこからケンカにせず、ふたりの答えを作っていくのが次の一歩です。
ぼくたちが関係を立て直す中で整理した無料メルマガ「恋人とケンカしなくなる究極の3ステップ」では、相手を責めずに話し合う順番をまとめています。12問で見つけた違いを、そのまま次の会話に使ってみてください。
この記事のもとになったポッドキャストは、前編「結婚したい相手に聞いておくべき12の質問 #12」と後編 #13で聴けます。



