夫婦向け「話し合いのコツ」7選
これらの悩みを、本記事ですべて解決いたします。
最後まで読めば、どんな話題もパートナーと話し合えるようになるでしょう。
動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。
【保存版】話し合いのコツ7選
話し合いのコツをまとめると、下記の7つです。
①いったん時間をおく
②かならず会って話す
③テーマを1つに絞る
④意見をまとめておく
⑤非があればすぐ謝る
⑥攻撃的な言葉は禁止
⑦勝ち負けを決めない
その1「いったん時間をおく」
どちらかが興奮している状態だと、まともに話し合えません。
というのも、イライラしていると思っていないことも口走ってしまうからです。
(交際7年目の自分たちもたまにあります……反省……)
口が滑った結果、大きなケンカになったり、話し合いが長引いたりすることも。
かといって、時間をおいて伝えても「なぜそのときに言わないの?」と責められたり……。
そんなときは「伝えたいことがあるけど、落ち着くために30分待ってもらってもいい?」と伝えましょう。
とにかくイライラしているときは話さない。時間をおくこと。
その2「かならず会って話す」
インスタのDMで言い合うのはNGです。
お互いの顔がみえていない話し合いは「誤解」が生まれやすいので。
絵文字がないだけで怒ってると勘違いされたり。
何気ない文章で「なんでそんな言い方するん?」と怒らせてしまったり。
会って話すのはめんどくさい、緊張するという気持ちもわかります。
しかし、チャットのほうが話し合いを確実に悪化させることをお忘れなく。
等身大coupleの体験談
自分たちが「もう別れる!」と破局寸前になったときの話。
喧嘩していて、それぞれ離れた場所にいたんですよね。
片方が東京で、もう片方が京都という距離感。
チャット上で1日言い合いをするも、なかなか収集がつかず……。
最終的に「直接会って話す」ことで、無事仲直りしました。
直接話さなかったら、今の自分たちは存在しないなと本気で思います。
もし、遠距離で会うのが難しいのであれば「テレビ通話」を活用しましょう。
ちなみに破局危機に関しては、下記動画で話しているので、あわせてご覧ください。
その3「テーマを1つに絞る」
話し合いは「1回1テーマ」にしましょう。
複数のテーマを同時に話すと、まちがいなく喧嘩になるので。
料理でも「3つの料理を同時に作る」より「1つの料理を集中的に作る」ほうがカンタンですよね。
もちろん、同時に料理を作ったほうが効率的かもしれません。
しかし、調味料を入れ忘れたり、焦がしてしまうなどのミスが起きやすくなります。
話し合いも同じ話。
1テーマずつ話したほうが「言い忘れ」や「誤解」を防げます。
ちなみに、「◯◯について話したい」と事前にテーマを伝えるのがワンポイントです。
その4「意見をまとめておく」
話し合いをするまえに「かならず」自分の意見をまとめましょう。
「自分の考えを伝えるのが得意」と思っていても、かならずまとめること。
理由は下記の2つです。
・言うべきことを言い忘れないために
・言わなくてもいいことを言わないために
突然の話し合いだと、お互い意見がまとまらなくてカオスになりがちなので…(体験あり)
書き出しておきたい5項目
「どんなことをまとめればいいのか分からない…」という方は、下記内容を書き起こしましょう。
①話し合いのテーマ
②自分の意見/結論
③そう思った理由/出来事
④最終的にどうなったら満足か
⑤自分なりに考えた解決策は何か(超重要)
メモ帳にコピペして活用してくださいね。
話し合いの準備ができない場合
「いつも急に話し合いがはじまるんです…」というのなら、下記2つの方法で解決しましょう。
・自分の考えを書き出す習慣を身につける
・「考えをまとめる時間ちょうだい」と伝える
どのみち考えがまとまっていない状態で話し合わないこと。
その5「非があればすぐ謝る」
話し合いをしていて「あっ、これ自分が悪いかも…」と感じたら、すぐに謝りましょう。
なぜなら、自分の非を認めたほうがオトクだから。
たとえるなら、火を消すのと同じです。
謝らないままだと、相手の「イラつき」という火は大きくなるばかり。
火が小さいうちに「ごめんなさい」と水をかけておけば、「大喧嘩」という火事を防げるイメージです。
「自分は1mmも悪くない」と思っていても、とりあえず謝っておけば平和になるのでオススメ。
その6「攻撃的な言葉は禁止」
どれだけ腹が立っても、攻撃的な言葉は禁止です。
理由はシンプルで、関係を破壊するから。
もし相手が悪かったとしても、暴言を使っちゃうと相手に怒る権利がなくなります。
暴言を使うと破局率は100%
実際に130組のカップル・夫婦を研究したデータを紹介しますね。
実験の内容は下記のとおり。
①カップル・夫婦の会話を5分間観察
②その後、数年間かけて関係性を追う
結果「会話に非難や侮辱が含まれていたカップル/夫婦はすべて別れていた」というもの。
詳しくは「恋人とケンカしなくなる究極の3ステップ」で解説しているので、気になる方は学んでみてください。
口にした言葉は訂正できない
イライラした勢いで、ナイフのような言葉を吐くひとがいます。
「謝ればいい」と思っているのかもしれませんが、それは通用しません。
鋭い言葉はパートナーの心に突き刺さり、謝ったとしても治ることはありません。二度と。
だから、どれだけ腹が立っても、相手を傷つけない言葉選びを意識しましょう。
相手との関係が壊れてしまわないように。
その7「勝ち負けを決めない」
話し合いは「どちらが正しいか決めるもの」ではありません。
「より良い方法を探すもの」です。
よく勘違いされるのですが、勝ち負けを決めても平和にはなりません。
勝ち負けを決める = 破滅な理由
勝ち負けを決めても平和にならないのは、負けた側が我慢するから。
最初は負けた側も「仕方ない」と受け入れるかもしれません。
しかし、同じことを繰り返しているうちに
と不満が溜まってくるんですよね。
その結果、さらなる大きなケンカに。
勝敗ではなく解決策を決める
繰り返しですが、どちらかが我慢するのは話し合いではありません。
自分たちも交際3年目までは「どっちが正しいか」でケンカばかりでした……。
2人とも号泣して、朝まで話し合うのが日常みたいな。
今となっては、解決策を考えるようになって平和そのもの。
「解決策を考えるのが苦手なんです…」という方は恋人とケンカしなくなる究極の3ステップで解説しているので受け取ってみてね。
話し合いを無駄にしない秘訣
どれだけ話し合いをしても関係が良くならないことがあります。
そんなときは下記の「3つの秘訣」を意識してみてください。
①話し合いの記録をとる
②現実的な解決策を1つ決める
③過去と未来を持ち出さない
その1「話し合いの記録をとる」
話し合いをしても内容を覚えていないなら、時間のムダです。
なぜなら「前もこの話しなかった?」と繰り返しになる可能性があるから。
1回の話し合いで終わらせるために、下記3つの方法で記録をとりましょう。
①メモ(一番カンタン)
②録音(ちょい難しい)
③マインドマップ(難しいが最強)
メモ(一番カンタン)
話し合いをしながらメモをとるだけです。
ただ、何も言わずにスマホをさわると、相手に嫌な気持ちをさせるかもしれないので「メモとるね」と伝えましょう。
個人的にiPhoneの純正メモ帳が使い勝手良くてオススメ。
録音(ちょい難しい)
という不毛な話し合いを防ぐために録音しましょう。
内緒で録音しちゃうと、後から怒られるので要注意。
下記アプリなら「録音」と「文字起こし」を同時にできるのでインストールしておきましょうね。
マインドマップ(難しいが最強)
マインドマップとは、言葉のとおり「考えのマップ」を作れるものです。
「考えていること」が形になるので、意見のすれ違いを防げます。
ただし、話し合いがヒートアップしているときには不向きです。
あとから冷静に意見を整理したいときに使いましょう。
無料なら「MindMeister」が、有料なら「MindNode」が使いやすくてオススメです。
その2「現実的な解決策を1つ決める」
「ごめんね」で話し合いを終わらせてはいけません。
かならず「具体的で、実現可能な解決策」を1つ考えましょう。
同じことを繰り返さないための話し合いなので、解決策を決めなきゃ意味がありません。
仕事でも「なんとなくMTG」が一番ムダだしめんどくさいですよね?
パートナーとの話し合いも同じ。解決策を考えること。
その3「過去と未来を持ち出さない」
と、過去や未来を話し合いに持ち出さない。
理由は下記のとおり。
過去の話はするだけムダ
「過去の話」が通用するなら、年齢を重ねるごとに生きづらくなってしまいます。
誰しも間違いを犯すからね……。
もし、過去の間違いが積み重なっていくなら、大人になんてなれません。
間違ったとしても、反省して学べばいいだけの話です。
どうせ話し合いをするなら「現在の話」にしておきましょう。
いま出来ることだけを考えればいい。それ以外はムダです。
話し合いできないパートナーの対処法
あなたがどれだけ「話し合いたい」「関係を良くしたい」と思っても、相手が対応してくれないかもしれません。
3つのパターンに対して「とるべき行動」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
パターン1「めんどくさいと逃げる場合」
「話し合いができないなら別れる」と伝えましょう。
厳しいと思うかもしれませんが、今後もいっしょにいることを考えたら話し合いできないのは地獄すぎます。
このまま一緒にいても破滅でしかないので、きっちり伝えること。
もし言うのが心苦しい場合、下記の3行メモを渡すのもアリです。
◯◯へ
話し合いができないなら、正直これ以上付き合うのは難しいです。
そのぐらい真剣なので、◯◯の意見を聞きたいです
これでも変わらないなら無理です。別れましょう。
パターン2「謝るだけで改善しない場合」
結論、放置がオススメです。
変わらないひとに気持ちを割いても疲れるだけなので……。
「謝るだけで改善しない彼氏は「放置」しかない」にて詳しく解説しているので、あわせてご覧くださいませ。
パターン3「物理的・精神的に攻撃してくる場合」
はい、即別れましょう。
DVを我慢する必要はありません。
相手に悪気がないなら、なおさらです。
目先の関係ではなく、自分の人生を考えるように。
話し合いのコツまとめ
この記事をブックマークし、何度も読み、実際に行動すれば、確実に関係は改善されます。
「価値観の違いの乗り越え方。破局危機から結婚できた秘訣」も役に立つはずなので、あわせてチェックしておきましょう。